土や植物に触れる機会が多い方は、皮膚のトラブルにも注意が必要です。多くは軽症ですが、中には専門的な治療が必要な感染症もあります。
① スポロトリコーシス(スポロトリックス症)
土や植物にいる真菌(カビ)による感染症です。
小さな傷口から菌が入り、数日〜数週間後に
・指や手のしこり
・赤く腫れる
・リンパに沿ってポツポツ広がる
といった症状が出ます。
「虫刺されかな?」と思っているうちに、腕に沿って広がるのが特徴です。
治療には抗真菌薬(イトラコナゾールなど)が必要で、自然には治りません。
② 破傷風
土の中にいる破傷風菌が傷口から侵入して発症します。
傷が小さくても感染することがあります。
特にさびた金属などで受傷した傷では、ワクチン接種歴がなければ、要注意です。
といった症状が出ます。命に関わる病気です。
ワクチン接種歴が重要になります。思い当たるものがなければ、接種をご検討ください。
③ 非結核性抗酸菌感染症
水や土にいる菌が、傷口から感染します。日本では水族館職員や熱帯魚飼育者が大半です。
・治りにくい赤いしこり
・じゅくじゅくする
・数週間〜数か月改善しない
通常の抗菌薬では治らないことがあります。
④ 白癬(カビ感染)
土や動物を介して感染することがあります。
・赤く円形に広がる
・かゆみ
・縁が盛り上がる
いわゆる「たむし」です。
⑤ 接触皮膚炎
いわゆるかぶれです。肥料、植物の汁、農薬などでも起こります。
・赤み
・かゆみ
・水ぶくれ
植物ではウルシ、イチジク、キク科植物などが有名です。
予防のポイント
いわゆるかぶれです。肥料、植物の汁、農薬などでも起こります。
・赤み
・かゆみ
・水ぶくれ
植物ではウルシ、イチジク、キク科植物などが有名です。
こんなときは受診を
・数週間たっても治らないしこり
・リンパに沿って広がるできもの
・強い痛みや発熱 早めの診断で治療がスムーズになります