インフルエンザワクチンとは?
病気になるより、予防したほうが明らかによいと思います。ワクチンは病気の予防に役立つ代表的な薬物のひとつです。
インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルス自体を化学処理して、死んだインフルエンザウイルス自体の一部を利ワクチンです。これを不活化ワクチンと呼びます。弱毒化した生きている病原体を使用する生ワクチンに比べ、効果の持続時期間は短いものの、妊婦に使用できるなどの安全性にすぐれた面を持ちます。
インフルエンザとは?
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状、また、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。乳幼児では脳症、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど重症になることがあります
インフルエンザワクチン予防接種の効果
インフルエンザに絶対にかからないわけではなく、ある程度の発病を阻止する効果があり、又かかっても症状が重くなることを防いでくれます。我が国の高齢者での調査では約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったとのことです。不活化ワクチンです。
接種時期
ワクチン予防接種の効果が出るのに2週間、そしてその効果は5か月続きます。よって、我が国の流行の時期(12月~3月)を考えると12月までに接種をお勧めします(12月以降の接種もできます)。
当院での接種開始は10月1日以降の予定です。
費用
1回3,000円(税込み) お支払いは現金のみです。区の助成制度は使えません。
当院での対象者
対象者
小学生以上(小学生未満の患者様は最寄りの小児科様などでお願いいたします)。
妊娠中の方においては、妊娠13週以降の方。
回数
1~2回
注1) 13歳以上は1回接種です。
注2) 13歳未満は2~4週間間隔をおいて2回接種が基本です。
- ※ 15~18歳の患者様は保護者様の付き添いをお願いいたします。
保護者様の付き添いがない場合は接種をお断りさせていただく場合がございます。 - ※ 6~14歳の方は保護者様に同伴していただけないと接種できません。
- ※ 妊娠中の方は当院では妊娠13週以降の方が対象です。ただし、かかりつけの産科の先生に接種可能か必ず確認していただき、確認がない場合は接種できませんのでご了承ください。12週以内の妊婦の方は最寄りの婦人科、内科などでご相談ください。
接種できない方
- 2020年10月より、生ワクチン同士は27日以上空けないと接種できませんが、それ以外のワクチン接種間隔に関する規定はなくなりました。
- 明らかな発熱がある方、過去にインフルエンザワクチンで重症なアレルギーがあった方など。
副反応
接種部の発赤・腫れなど
接種までの流れ
予約制ではありませんので、ご都合のよい日に受診ください。ただし、ワクチンの在庫の有無を当ホームページ新着情報にてあらかじめお確かめください。
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受付にてインフルエンザワクチンの予診票と説明書をお渡ししますので、こちらに記入いただきます。未成年の方は、保護者同意書を保護者様に記入いただく必要があります。また体温測定もしていただき、順番になりましたら院長による診察の上、ご理解いただければ接種を行います。
- ※ 他の保険診療や自費治療と同時にワクチン接種が可能です。
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気分が悪くない等なければ、帰宅していただきます。